生産地・農場紹介

株式会社那覇ミート

株式会社那覇ミートってどんな会社?

豚飼育数7万頭の大農家
種豚飼育から加工品まで、全て自社で!

那覇ミートは、県産あぐーの3分の1を生産する大農家。種豚を作る農場から、繁殖させる農場、飼育する農場に屠畜して肉をカットする工場、果ては加工品を作る工場まで、全て自社で保有している。製品になるまでを一貫して手がけているから、消費者の声をダイレクトに反映させることができるのだ。例えば、お歳暮ギフトとして「あぐーちゃんこ鍋セット」を企画中。あぐーのベーコンやウインナー、餃子、ばら肉をセットにした豪華な内容だ。あぐーを使った加工品の可能性は無限大と意気込む。

常に消費者の好みを把握する努力を

那覇ミートのあぐーを使ったイベントを、飲食店などで開催することがある。あぐーのおいしさを実際に食べて知ってもらいたいというのはもちろんだが、一番の目的は消費者の好みを知るため。人は、どれくらい豚を食べるのか、どんな味付けが人気なのか、どんな野菜との組み合わせがいいのか...。趣向を凝らしたイベントで皆を楽しませながら、データも取って、おいしい製品づくりにフィードバックしているのである。

株式会社那覇ミートの飼育のこだわり

「うちは、120㎏まで育てます!」

那覇ミートでは120㎏まで育つのを待って出荷する。これは通常の出荷より10㎏ほど重い。それは、体重毎に肉を食べ比べてたどりついた結論だ。一番脂の質が良くおいしかったのが120㎏だったのだ。そこまで育てるのは、餌代も手間も余分にかかる。また増えすぎた脂身をカットするので、肉として使える割合も減ってしまう。農家として普通は避けたいところだろう。しかし「あぐーは安くはないから、ハレの日に食べる人も多いじゃないですか。お父ちゃんが昇進したからあぐーにしよう、とかね。そのお祝いの席で食べものがまずかったら台無しじゃないですか」と担当者。家族で囲む食卓を明るくしたいから、コストは二の次で、あくまでも味にこだわるのだ。

株式会社那覇ミートのあぐーはどんな味

お箸で切れちゃうなんて!

脂身だけでなく赤身も軟らかいから、厚みのある肉でもなんと箸で切れてしまう!その柔らかさは感動もの。肉自体にしっかり味があってジューシー。脂部分は食べてみると、いわゆる「脂っぽい感じ」は全くしない。さっぱりしているのだ。

株式会社那覇ミートのあぐーどう食べる?

肉の濃い味に負けない、インパクトあるタレで食べて

しゃぶしゃぶのようなシンプルな料理が一番。肉自体にしっかりとした味があるので、タレは肉に負けない「ちょっといいタレ」を選んでほしい。風味豊かな柑橘類のポン酢や、しっかりとゴマが香るゴマだれなどがお勧めだ。さっと焼いてゆずこしょうを付けて食べるのも美味!

社員さんに聞いてみた!調理のワンポイントアドバイス!

「あぐーに合った調理法で。素材がよくても調理法が悪かったら台無しですよ」


脂を落とす調理法はNG!

沖縄の人は、脂を敬遠する人が多いじゃないですか。一度茹でこぼしたり、何時間も茹でたりして脂を落とそうとする。とんかつには脂を乗せないとおいしくないってわかったの、ここ15年20年くらいですよね。あぐーも一緒。脂のおいしさがあぐーの命だから、脂を落とすようなことはしないでね。

沖縄の主婦の皆さん、くれぐれもとツナとチャンプルーしないでね~

なんでもチャンプルーすればOK!と思っている奥様方、あぐーはダメです。ツナのしょっぱさであぐーの旨みを感じられなくなってしまうんです。もったいない~。

グツグツ煮立てるのは愚か者だ!

しゃぶしゃぶで食べるときはだしを沸騰させないで。急激に熱を加えると身が縮んで硬くなって、味も落ちてしまうんです。ふわっと肉を広げてじわっと熱を加えるのがポイントですよ。BBQをするときも、炭は真ん中に置かずに周りに置いてね。真ん中だと、肉の脂が炭に落ちて炎があがるでしょ。あがった炎で火が通りすぎてしまうんです。肉が硬くなっちゃいますよ。遠火でじっくり焼くのがいいんです!

冷まして食べる重箱やお弁当には不向き。ぜひアツアツを

沖縄ではラフテーは重箱に入れることが多いじゃないですか。でも冷めた料理だと脂が固まってしまって、せっかくの脂のおいしさを味わえない。アツアツの料理で食べてほしいんです!

お問い合わせ先・ご購入について
株式会社那覇ミート
tel : 098-943-6066 / fax : 098-943-6029
http://www.nahameat.com/