生産地・農場紹介

我那覇畜産

我那覇さんてどんな人

世界、次世代に目を向けている、
沖縄アグー界のリーダー
沖縄のあぐーを「世界のあぐー」に!

我那覇さんには、大きな夢がある。それは沖縄のあぐーを「世界のあぐー」にすること。「アグーは沖縄の宝だよ。イベリコ豚のように世界中の人に食べてもらいたい」と柔らかな口調で情熱的に語る。皆にあぐーのおいしさを知ってもらいたいと、「いい肉の日」(11月29日)を作ってイベントを仕掛けたり、名護さくらまつりでは無料で焼き肉を提供したり。いつも広い視野を持って精力的に活動している。

子供たちの食育にと、アグーを見て、食べて、知ることができる「アグー村」を建設中(近日、開園予定)。園内は我那覇さん自らが植えた幾種の花が咲き乱れ、およそ養豚場の隣とは思えない華やかさ。「花を植えるのはね、一日中豚と向き合っている従業員の気持ちが少しでも和めばいいなと思って。でも一番は自分が好きだからかな」と我那覇さんは目を細める。

我那覇さんの飼育のこだわり

餌には沖縄のものがいっぱい。中でも与那国島産「化石サンゴ」は特徴的。

我那覇さんの作る餌には、沖縄のものがいっぱいだ。サトウキビの糖蜜、オリオンビールの乾燥酵母、泡盛のもろみ粕、ぐしけんパンの屑パンなど挙げれば切りがない。中でも与那国島産化石サンゴは特徴的。これはカビ毒素を除去する効果があり、天然のミネラルも豊富なのだ。また豚の飲み水にも一工夫。酸化しにくく日持ちする肉にするために、やんばるの自然水を殺菌作用のあるオゾン水に変えている。

地球環境にも配慮して清潔な豚舎に

我那覇さんは、飼育環境を清潔に保つため、豚舎内にEMを散布している。EMとは、琉球大学農学部比嘉教授が開発した、安全で有用な多目的微生物資材である。臭いも軽減してくれる上、地球環境にも優しいという特長がある。次世代を担う子供たちに少しでも良い環境を残したいという強い思いもEMを使う理由だという。

飼料の運搬や豚の出荷に、自社トラックを使うワケ

餌の運搬にも豚の出荷にも、「自社トラックの使用」と「自社従業員による運転」と、我那覇さんは決めている。いくつもの農場を回る運送会社に委託すると、病気の元となる菌も一緒に運び込まれる心配があるからだ。従業員数が増え人件費がかさむが、安全安心を第一に考えてのことだ。

我那覇さんのあぐーはどんな味

ホロリと崩れる柔らかさと、深い旨み

じんわり広がる滋味深い旨みと、歯を立てなくても噛みきれる柔らかさを持つのが我那覇さんのあぐー。分厚い三枚肉にしてもホロリと口の中でとろける。旨みが濃いので、汁ものを作るとたまらなくおいしいだしが出る。だし骨の方も、いいスープが取れると県内外の豚骨ラーメン店でひっぱりだこだ。

我那覇さんのあぐーどう食べる?

まずはシンプルなしゃぶしゃぶで
味わってラードでちんすこうにもトライ!

あぐーの本来のおいしさをダイレクトに味わってほしいから、まずはしゃぶしゃぶ。たれも最小限に、シンプルなポン酢で味わって。 ちんすこうは、あぐーのラードで作るとおいしいと評判だ。産業祭りなどで出店すると、お客様が戻ってくるほどだという。ラードが手に入ったらぜひトライしてみてほしい。

お問い合わせ先・ご購入について
我那覇畜産
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